セミナー活動

昨年の１０月から３ヶ月間かけ、歯科医師・歯科衛生士向けの歯周病治療のセミナーを行なってきました。
毎年、年に２回３ヶ月かけて歯周病治療に必要な知識や外科の手技を習得してもらうセミナーを数名の先生と一緒に行っています。（写真１）
知識と技術の確認・向上を目指し、当院の歯科衛生士もセミナーを受講してもらいました。（写真２）
また、コロナの影響を受け、歯科界ではウェブでのセミナーが増加し、多くの事を学べる機会が増えて来ました。
私も機会を頂き、人生初となるウェブセミナーも行いました。（写真３)
普段の対面でのセミナーと違い、カメラに向かって講義するのは些か緊張しました。
今現在、日本人の歯を失う原因の１位は歯周病です。
また、歯周病菌が全身の疾患に大きく関わってる事が解明されてきています。
直近では「アルツハイマー」の原因も歯周病菌が大きく関わってる事がテレビで放送されました。
平均寿命が著しく伸びてる今、「いかに健康に過ごせるか」が長い人生のQOL（生活の質）を高める事になるかと思います。
身体の健康を維持する為には先ず口の中を健康に維持する事が必要不可欠となるのです。
ですので、歯周治療が出来る先生・衛生士さんが１人でも多く増え、歯科界全体で歯周病と立ち向かう為、セミナーを通じ啓蒙活動を行っおります。
治療の進歩は目覚ましく歯周治療の分野で言えば、歯周病で失った骨を再生させ、抜歯が必要な歯も保存が可能になってきました。（骨の吸収の状況によります）
いずれは、歯自体を再生させる未来が来るかもしれません。
その為に、当院の歯科医師・歯科衛生士は最新の治療の勉強や手技の取得を行い、従来からの普遍的な治療においてはその技術の更なる向上を目指し、当院医療従事者も日々研鑽しております。